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FAQ(よくある質問と回答)

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目次


タバコを喫うので肺ガンが心配です。
肺ガンは、今後日本のガン死亡原因のトップを独走すると予想されます。
肺ガンは大きく二種類に分けられます。
肺に血管や気管が入り込む中央部(肺門といいます)にできる肺門部肺ガンと肺の周辺部にできる末梢部肺ガンの二つです。
タバコを吸っている人は肺門部肺ガン(組織型は扁平上皮ガンが多い)ができやすい(吸わない人の数倍から数十倍)とされています。
肺門部は通常のレントゲンでは見えにくいので、痰の検査(細胞診)が早期発見の決め手です。
非常に早い時期から検出されます。
一日のたばこの本数と吸った年数を掛け算した数値が四百を越えたら要注意です。
年に二回ぐらい痰の検査を受けると安心です。
レントゲン検査も年に一回以上受ける必要があります。
もちろんタバコをやめるのが最良の策です。
タバコを吸わない人は年一回のレントゲンでまず大丈夫でしょう。

結核の再燃について
最近、結核が再び増加していると報道されています。
では、どのような注意が必要でしょうか。

特に、約60才以上の結核世代の方が重要です。
昭和30年以前に結核の治療を受けた方はストマイやパス、ヒドラを使っていても、体の中に結核菌が眠ったまま残っている可能性があります。
また、結核の既往の無い方も、自分では気づかずに結核が治癒した病巣が残っていることがあります。
少なくとも年に一回レントゲンをとり、咳や微熱が続く時は、医師の診察を受けてください。
昭和30年以降、リファンピシン(眠った菌にも有効)を併用して治療された方の再発率は5%以下です。

現在の治療はさらに進歩しており、短期間で終了し、効果も確実です。

現代の若年層は結核への抵抗力が弱いと言われています。
結核世代の方は自分たちの菌を孫の世代に伝えないように検診を受けて防ぎましょう。

中一の息子が結核の精密検査を医療機関で受けるよう言われました。兄は保健所で受けましたが、何か問題があるのでしょうか。
今年から結核検診精密検査は保健所ではなく、行政から委託された民間の医療機関で行うことになりました(費用はすべて市町村が負担します)。
御質問の方に問題があるわけではありません。

平成五年までは、ツベルクリン反応(ツ反)陽性者全員X線検査でしたが、現在は強陽性者のみの精密検査に変わりました。

中学一年生の場合、ツ反の強陽性者が10%前後出ます。
現在の判定基準ではツ反径が 9・以下を陰性、10・以上を陽性。
さらに30・以上を強陽性としていますが、本当に問題なのは40・以上と考えられています。
その中に非常にまれに感染者がいるわけです。
中学生は感染していないのにツ反が大きく出ることがあります。
そのような生徒と感染者との区別がツ反だけでは不可能なので、強陽性者の精密検診を念のために行っているのです。

風邪をひいた後に咳が続いています。咳込むとなかなか止まらないので、困っています。
このような症状の場合、肺癌や特殊な肺炎の方も稀にはいますが、大部分の方は気道の過敏性が亢進しているだけと考えられます。
しかし、咳は、気管支をきれいにするための重要な反射ですから、自分の意志ではなかなか止まらず、大変辛いものです。
冷たい空気(エアコン)、大きな声をだすとき(電話)、タバコの煙などで誘発されます。
通常の咳止めが効きにくいのも特徴です。
もともと気道の過敏性を持っていて、風邪をひいたときにだけ、症状が出る人がいます。
繰り返す場合は喘息の予備軍か、咳喘息といわれる喘息の一種も考えられます。
また、気管支炎の後の一過性の気道過敏性かも知れません。
いろいろの場合があるので、誰にでも効く治療というのはありませんが、最近、喘息の治療薬でこれに有効なものが解ってきましたので、専門医に御相談ください。



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